第14回地域協働セミナー(2017年1月25日)
公開日 2017年02月01日
第14回地域協働セミナー(2017年1月25日)
学生発表の様子
北野暢哉室長による講義
今回は紀陽銀行地域振興部地域活性化室 北野暢哉室長に「和歌山で起業する-創業事例と支援の取組」という題目でご登壇いただきました。講義の中では、和歌山県の人口や事業所の現状を紹介しながら、紀陽銀行様が考える和歌山県の課題についてお話をいただきました。
和歌山県は農林水産資源や観光資源が豊富であるため、地域の資源を生かしてお金が外から入って、地域で回っていく仕組みを作っていくことが必要だという説明がありました。
具体的には、和歌山に多く存在する古民家を生かした起業例を紹介しながら、起業に必要なポイントをわかりやすく説明していただきました。また、起業に必要な資金調達について、融資や出資、クラウドファンディング、補助金等の手段があることを紹介し、紀陽銀行様の新事業・研究開発支援事業についてもご説明がありました。講義の最後には、最も起業に大切なことは「事業をやりきる信念」であるというメッセージをいただきました。
グループワークでは、1回目が「起業についてのイメージ」について、ご登壇を受けて2回目では「起業するとすればどんなことをするか」について、全員で考え、発表を行いました。
学生からは「IT技術を生かしたソフトウエア開発の起業を行う」、「廃校をブライダルに、古民家を新居に活用する地域資源活用型の起業を行う」、「和歌山の観光資源マップを紹介するサイト運営から起業を行う」等の意見が出されました。
次回は、地域協働セミナーの最終回です。これまでの授業のふりかえりを行い、これまでの学びをまとめ、わかやま未来学副専攻の学習を深めていくことになります。
ご期待ください。
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