第13回地域協働セミナー(2017年1月18日)
公開日 2017年01月19日
第13回地域協働セミナー(2017年1月18日)
豊田先生による講義の様子
グループワークの様子
今回は和歌山大学教職大学院の豊田充崇教授に「学校と地域を考える-中山間地の教育現場と若者の役割」という題目でご登壇いただきました。講義の中では、はじめに豊田先生のこれまでの経歴を紹介してくださいました。豊田先生は、和歌山で生まれ育ち、和歌山大学を卒業して、紀美野町の中学校教員から和歌山大学の教員へとキャリアを進めてこられた立場から、地元の人間の目線で和歌山弁を題材に、和歌山県への郷土愛についてお話いただきました。
次に、豊田先生の研究グループが和歌山県内の学校で行ってきた、これまでのICT教員の研究実践を紹介しながら、これからの「わかやま」を活性化するためには、子どもたちへの郷土愛の醸成と、中山間地域の特性を踏まえたICT教育の重要性、そして、その活動をサポートする立場として、和歌山大学の4つの学部の専門性を生かした人材の重要性についてご講演いただきました。
グループワークでは、授業冒頭の話題で取り上げた「郷土愛は持っているか」と「これまでの学校教育で地域のことを好きになった授業はあるか」という2点について全員で考えました。今回のグループワークでは、学生からの発表はありませんでしたが、それぞれが自分のこれまでの学校生活を思い出して、地域学習について議論していました。
次回は、「和歌山で起業する-創業事例と支援の取組」をテーマに、紀陽銀行地域振興部地域活性化室 北野暢哉室長にご登壇いただきます。
ご期待ください。
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