第12回教育研究集会「ワダイ夢活フォーラム」を開催しました(2016年12月19日)
公開日 2016年12月20日
第12回教育研究集会「ワダイ夢活フォーラム」
2016年12月19日、「ワダイ夢活フォーラム」を開催しました。
和歌山大学では、毎年、学生と教職員が教育に係る情報共有と課題認識を深め、教育の質的向上を図ることを目的とした「教育研究集会」を実施してきました。
本年度は、和歌山大学経済学部同窓会柑芦会が主催しております『香村賞ビジネスプラン』の授賞式とあわせて、COC+事業による教育を通じた地方創生の実現に向けた議論を行う公開討論会を実施しました。
プログラムは、2部構成になっており、第一部では、瀧学長の挨拶で始まり、第7回『香村賞ビジネスプラン』授賞式が行われました。
優秀賞を受賞された経済学部の柳ゼミ3年生には、『おむつポーチ Mote-cha』の商品開発プランを発表していただき、内容もさることながらプレゼンテーション力が大変好評でした。
第7回『香村賞ビジネスプラン』受賞一覧
学部 /チーム名 | テーマ | |
優秀賞 | 経済学部3年 前山美沙希(代表) 坂下桃加 中崎麻伊 | おむつポーチ(商品名:Mote-cha) |
奨励賞 | 経済学部3年 高家陽香(代表) 林野有希 松井萌佳 | 食器をデコレーションするクレヨンの販売(商品名:Plate-プラテ-) |
奨励賞 | 経済学部1年 瀬田大史(代表) 硲ミヒャエル | GLOBE NATION ~Make the Globe a Nation:世界をひとつに~ |
審査員特別賞 | システム工学部3年 福井龍一 | IoT技術を用いた自動水やりシステム |
第二部は、『町に「新しい価値」をうみだす:わかやま県内の地域活性化プロデュース事例』というテーマで、公開討論会を行いました。
はじめに、和歌山大学副学長・COC+推進室長の森口教授から和歌山県下でのCOC+事業「紀の国大学の取り組み」について説明が行われました。
次に、県内での地域活性化に取り組んでこられた方を招き、事例発表を行いました。
和歌山大学観光学部4年生の野尻野翼さんは、「加太を映画祭でプロデュース-学生の視点から見えること-」というテーマで、学生ならではの視点や積極的な地域活動への参加から和歌山市の加太で映画祭を立ち上げ運営を行った事例を橋本市経済推進部農林振興課の北岡慶久課長は、「橋本市をオムレツでプロデュース」というテーマで、民間事業所と協働で食を通じたはしもとブランドの推進について事例を紹介いただきました。
最後に、和歌山大学COC+推進室の田代特任助教をコーディネーターとし、パネルディスカッションを行いました。
パネリストには、第二部で発表いただいた3名に和歌山大学経済学部同窓会青柳明雄会長にも加わっていただき、地域活性化について意見をいただきました。
約100名の方に参加いただき、ビジネスプランや地域活性化について具体的な話が聞け、良い機会となりました。
次年度以降のCOC+事業も更なる発展をめざしていきます。
『香村賞』受賞者集合写真
表彰式
優秀賞「おむつポーチ Mote-cha」の発表
野尻野さんの事例発表の様子
橋本市北岡課長の公開討論会の様子
公開討論会の様子