ワダイノカフェ〜「地元」を選ぶ理由とは?-暮らしと地域の関係性-(2016年11月16日)
公開日 2016年12月13日
和歌山市・和歌山大学地域連携推進協議会が主催するワダイノカフェで講演を行いました
趣旨説明
人生年表を発表
和歌山ならではの暮らしを共有
2016年11月16日に、COC+推進室の田代特任助教と友渕特任助教が「地元」を選ぶ理由をテーマにワダイノカフェで講演を行いました。
~ワダイノカフェとは~
ワダイノカフェは、さまざまな領域で活躍している和歌山大学の研究者と一般の方々が、飲み物を片手に気軽にちょっと知的な会話を楽しむコミュニケーションの場です。
■和歌山大学まちかどサテライト ホームページ
初めに、友渕特任助教より東日本大震災における被災地の復興事例をもとに居住地の選択理由について話題提供を行いました。
続いて、地元就職、Uターン、Iターン者にあらかじめ準備していただいた人生年表(居住地変遷とその理由を記述したもの)をもとに、これまでどのような居住地選択を行ってきて、現在和歌山でどんな暮らしをしているのかということについて話して頂きました。
その後、会場の皆さんにもそれぞれ人生年表を描いてもらい、「なぜ和歌山で暮らしているのか」を共有していきました。
最後に、これまでの話をふまえて和歌山ならではの暮らし方(和歌山で暮らす良さなど)についてグループワークを行いました。
グループワークアイディア(1班)
グループワーク(2班)
会場から出た意見としては、
・和歌山はおだやかな人が多い
・関西国際空港が近いので海外へも行きやすい
・和歌山のスーパーは都会に比べて野菜や魚が新鮮で美味しい
など人や立地、自然環境などに関する様々な意見が多く出ました。
和歌山県は県外進学率が非常に高く、人口が減少しているというネガティブな面もあります。
しかし、集まっていただいた方たちの話を聞くと和歌山を積極的に楽しむ方法はたくさんあるのではないかと改めて気づかされました。
今回のイベントを通じて、和歌山で暮らすということをより具体的に考える機会となりました。
このような機会を設けていただいた和歌山市、和歌山大学地域連携推進協議会のみなさま、そして事例発表していただいたみなさま、ありがとうございました。