【12/1更新】和歌山市内のリノベーション物件の視察を行いました(2016年11月3日)
公開日 2016年12月01日
わかやま未来学副専攻 第一回スタートアップセミナー
集合写真
ハウスブルーネ見学の様子
水辺座見学の様子
2016年11月3日に「わかやま未来学副専攻」の第一回スタートアップセミナーを実施しました。
今回は、和歌山市内のリノベーション物件7ヶ所をまわり、各オーナーにお話を伺うことで遊休不動産の活用方法について学びました。
本セミナーには、大阪市立大学、摂南大学と合同で実施し、総勢29名の学生が参加しました。
当日まわった物件は以下の通りとなっています。
水辺座→ミートビル→ハウスブルーネ→シェアキッチンPLUG→石窯ポポロ・almo→ゲストハウスRICO
今回見学させて頂いた場所は、それまで有効活用されていなかった建物(遊休不動産)を活用し、建物とエリアの価値を向上させる取り組みを行っている事例であり、多様な考えや表現に触れることが出来ました。
和歌山のまちなかを流れる川を積極的に取り込んだ「水辺座」、和歌山県食肉事業協同組合連合会が肉の共同仕入れや冷蔵保存、各業者へ卸すための拠点として建設された建物を再び肉どころとして盛り上げようする試みが始まった「ミートビル」、1つの部屋のリノベーションをきっかけにリノベーションの連鎖反応が起こり始めている「ハウスブルーネ」、みんなが自由に集える場所を提供する「シェアキッチンPLUG」、ぶらくり丁商店街に人通りを増やそうと様々な試みを行う「石窯ポポロ・almo」、国内外の人が集い交流できる場所を提供する「ゲストハウスRICO」、学生たちにとっては新鮮に映るものが多く、様々な感想が出てきました。
学生の感想
・これまで和歌山市内には何もないと思っていたけど、参加してイメージが変わった
・改装前の写真と実際の現場を見て、ちょっと手を加えるだけで空間がこんなに変わるというのが驚きだった。自分でもしてみたいと思った。
・初めて和歌山に来て、人通りが少ないなと思ったが、発想力や行動力に溢れる人たちに触れることが出来て楽しかった。また和歌山に来たいと思った。
また和歌山市内のリノベーション物件の視察に参加後、大阪市立大学では独自のスタツアを受講生と実施しました。
今回は、地域実践演習(GATSUN)IIIとしての取り組みで、1か月の情報収集を経て、3つのテーマを調査しました。
- 商店街のいま、なにか不思議な魅力を醸し出す七曲市場とは?
- 和歌山市で観光するインバウンドツーリストの声をきく?
- かつての企業城下町で栄えた盛り場の今?
というテーマとなり、ガツン演習らしく、飛び込みで、現地実習はスタートとなりました。
午前の紀の国大学スタートアップセミナーでは、街歩き拠点を結ぶ中で、ぶらくり丁から連なる商店街、そして複数の拠点がゲストハウスを運営していることで、設定テーマが重なり合う幸運に出会いました。
以下、目標、実施内容、知見と課題を簡単にまとめてみました。詳しくは、こちらへ 。
多くの皆さんにご協力いただき、無事に会を終えることが出来ました。
学生の皆さんにとっては、これまでとは違った視点でまちを見る機会になったのではないでしょうか。