第6回地域協働セミナー(2016年11月9日)
公開日 2016年11月14日
第6回地域協働セミナーが行われました
大浦先生の説明の様子
木村専務の説明の様子
今回は、秋津野ガルテン(農業法人 株式会社秋津野)の木村則夫専務取締役にご登壇いただき、「農で地域をつなぐ-秋津野ガルテンの挑戦」という題目で、お話いただきました。
農山村や地方都市がおかれている現状について、田辺市を例に挙げて、人口減少と農業構造を中心に説明いただきました。
上秋津地区には、地域が抱えていた課題を解決するために地域住民から融資でお金を集め起業された農産物直売所があります。この農産物直売所の開設から現在に至るまでの地域づくりについて、常に地域の未来のための取り組みとして行ってきたことに学生たちも感心していました。
また、この農産物直売所が発展し、地域の小学校校舎を利用して現在運営されている秋津野ガルテンを中心とした都市農村交流についてもお話いただきました。
講義内容を踏まえて、学生たちもこれだけの取り組みをしているのに「なぜ、田辺市の人口は減っているんだろう」など様々な疑問を持っているようでした。
今後の講義を進める上で、様々な疑問や課題を持って取り組んでくれると理解も深まっていくと思います。
次回は、「農の可能性を拓く -和歌山県の農林水産業と6次産業化」というテーマで和歌山県農林水産部の鎌塚拓夫部長にご登壇いただきます。
ご期待ください。
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